矯正治療には2種類ある?|名古屋市東区の歯医者 あんどう歯科クリニック

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矯正治療には2種類ある?

今回は矯正治療の種類についてや反対咬合という症例についてお話していこうと思います。

今はマスクで口元が隠れますが、きれいな歯並びは自信にも繋がります。

少しでも歯並びに関して気になる方は、歯医者さんに相談することをおすすめします。

お子さまの矯正治療は歯の生え変わりの時期でもあるので、出来ることが多いです。しかし、期間を逃してしまうと大人と同じ治療をしないといけない場合があるので注意が必要です。

 

 

矯正には2種類ある?

矯正には1期治療と2期治療があります。

 

1期治療

骨格の成長を利用した(顎を広げる等)矯正が可能で、主に乳歯が生えている時期しかできません。

 

2期治療

全て永久歯である場合に歯並びを直す矯正(歯を抜く必要があることが多い)

 

矯正はやらないといけないの?

矯正は自由診療(自費)なので絶対に行わなければいけない治療ではありません。

料金も高額ですし、期間も長くかかります。

歯並びはその人の個性という考え方もあります。もし、矯正を少しでも考えているなら、生え変わりの時期から行うことにはメリットも多いので、早めに相談しておきましょう。

 

 

矯正の症例

反対咬合(受け口)

上の歯より下の歯が前に出てきていることを、反対咬合といいます。

年長さん~小学校2年生までに矯正を始めることがおすすめ!

 

どうして?

顎が成長するのはまず上顎からです。上顎は6歳には90%成長が終わります。

受け口のままだと、上顎の成長が下の前歯に抑え込まれてうまく成長できないまま上顎の成長が終わってしまいます。その後下顎がどんどん成長してより受け口になる可能性があります。

早めに治療しておかないと、将来正常な歯並びに直すのに抜歯が必要なだけでなく、手術が必要になることもあります。

 

子どもの歯(乳歯)の時の受け口は生え変わりで治る?

100人に5人しか自然に受け口は直らないので、様子の見過ぎはおすすめしません。

 

プレ矯正

見た目の受け口だけでも直したいなら、3~4歳から使用できるムーンシールドも効果的!!

ムーンシールドは受け口を直す矯正器具です。

ムーンシールドは歯を抜かない治療で、痛みもほとんどありません。

適切に使用することで、受け口だけでなく舌や口の周りの筋肉の状態を整えることも可能です。

マウスピースタイプなので、取り外しも自由にできるので、食事や人前に出るときは外すことが出来ます。

ただし、一度受け口が直っても成長していく中で、再治療を必要とするケースもあります。

受け口であることにしか効果を発揮しないので、ガタガタの歯並びを直すことは出来ません。

いつでも誰でも使用することが出来るわけではないので、歯医者さんに相談してみてください