子どもにとって間食は大切!?
お久しぶりです、あんどう歯科クリニックです!
前回は、乳歯の虫歯について少しお話ししました。
今日は間食についてです。
間食は必要なの?
お子さんは胃がまだ小さく、消化機能も弱いため、三度の食事だけで必要なエネルギー量をとるのは難しいので、その足りない分をおやつで補います😄
間食は栄養をとるためにも必要なものです。
ただ、おやつの種類や、おやつの食べ方によっては虫歯になるリスクを高くしてしまう可能性があるのです。
そもそも、虫歯はどうしてなるの?
お口の中にいる虫歯の原因菌が、砂糖を原料にして酸を作り、それによって歯が溶けてしまうのが虫歯です。
では、どうすればいいのでしょう?
今日はおやつの種類と、時間、量についてお話ししますね😊
どんなおやつがいい?
砂糖が元となるので砂糖がたくさん入っているお菓子は特に虫歯になりやすいです!
例えば、ケーキやチョコレート、アメなど。
中でも、
キャラメルのように歯にくっつくものや、アメのように長時間お口の中にあるものは、砂糖が供給されている状態が続くため、
菌によって酸が作られ、お口の中が酸性に傾くのでより歯が溶けやすくなります。
なので、注意をしましょう!
お子さんにとって間食は、栄養を補うためのものなので、
ただのお菓子よりもできれば歯に良くて栄養もあるもの、
フルーツや野菜、乳製品などがオススメです😊
おやつはいつ与えたらいい?
おやつは、時間と量を決めてあげましょう。
これはとても重要です。
普段、お口の中は中性に近い状態を保っていますが、おやつを食べるとお口の中が酸性になります。
食べ終わると、唾液の力(緩衝能力といいます)によって徐々に元の中性に近いところまで戻っていきます。
しかし、おやつをずっとだらだら食べているとどうなるでしょうか?
だらだら食べはダメ?
一度ぐっと酸性になってから少しずつ中性に近づいても、また食べて酸性になって…。
を繰り返してしまい、酸性状態が長く続くことで、歯を溶かして虫歯が進行しやすくなってしまうのです。
おやつ以外でも、
スポーツ飲料やジュースなどの砂糖が入った飲み物をちょこちょこ飲むのも同じで、
ずっとお口の中が酸性状態になってしまうので気をつけましょう。
おやつの時間を決めてその時間に与えること、だらだら食べはさせないこと
を意識してみてください!
また、量も大事です。
あくまでも食事の方がメインになるので、量を与えすぎないこと。
おやつを食べ過ぎて、食事の時に食べれないようだと食生活が乱れる原因にもなりかねません。
時間と、量を決めて、あげるようにしてくださいね🌼