80%の人がかかる病気とは?
こんにちは、あんどう歯科クリニックです😊
この間の台風は、大丈夫でしたか?
とても強い台風ということで、あんどう歯科クリニックでも影響を心配していましたが、
この辺りは、意外と雨だけで大きな被害はなかったので、安心しました。
さすがにいつもよりは少なかったですが、雨の中、たくさんの患者さまに来ていただけて、私たちも嬉しかったです。
お天気も持ち直して、気温も涼しく秋らしくなってきましたね!
季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期なので、みなさんもお気を付け下さいね。
では、今日は歯周病についてのお話をしたいと思います。
歯周病ってなに?
歯周病という言葉を聞いたことがある方はたくさんいらっしゃると思いますが、実際にはどういう病気なのかご存知ですか?
歯周病は、お口の中の細菌が原因で、歯茎に炎症が起こり、それによって骨が溶かされていく病気です。
歯肉炎(歯肉が腫れるのみで、骨は溶けていないもの)と歯周炎(骨も溶けているもの)に分類されます。
(正常) (歯肉炎) (軽度歯周炎) (中等度歯周炎) (重度歯周炎)
イラストだと、イメージはこんな感じです。
歯肉炎とは?
歯と歯茎の隙間に汚れがたくさん付着していると、そこにいる細菌が毒素を出し、歯茎に炎症を起こしてしまいます。そうして、歯茎は赤く腫れ、歯ブラシをした時には出血しやすくなります。
この状態を歯肉炎といいます。
先ほども書きましたが、歯肉炎は、歯茎に炎症が起こっているもので骨には影響していないので、
歯みがきを頑張って行い、歯石をとってあげることにより、炎症を減らし元の正常な歯茎に戻すことが可能です。
しかし、そのまま放置してしまうと…
今度は歯周炎になってしまいます。歯茎に長期間炎症が起こっていることで、歯茎の中にある骨が溶けてしまうのです。
歯は、歯茎と骨によって支えられているので、土台である骨が溶けていくとどうなるか、わかりますよね。
歯周病が悪化すると、歯を支えられなくなり、ぐらぐらと揺れ始めてしまい、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうこともあります…。
ここで怖いのは、歯周病は痛みが出にくく、自分では気づきにくい病気であるということです。
虫歯であれば、しみたりズキズキしたりという痛みにより、ご自身で気がついて歯医者さんへ来てくれる方が多いのですが、
対して歯周病は自覚症状が出にくいため、気づかないうちに進行してしまい、数年ぶりに歯医者さんに行ってみるとかなり状態が悪くなっていた…というケースもたくさんあります。
一度溶けてしまった骨は、元の状態には戻らないため、重篤化しないうちに対処することがとっても大切です。
それには、定期的に歯医者さんに行ってもらい、歯周病の治療を行うことをオススメします!
もし、何年も歯医者には行ってないな…という方がいたら、ぜひ受診してみてください。
あんどう歯科クリニックでも、歯周病治療に力を入れています😊
衛生士さんたちもみんな勉強熱心な人ばかりです!
患者さまのお口の中の状態を把握して、それに沿った歯ブラシのやり方をオススメしたり、細かいところや歯ブラシでは届かない所のお掃除をしていきます。
最初は見てわかるくらいに歯茎が腫れていた方でも、
クリニックでお掃除をしてお家でも歯ブラシを頑張っていただけることで、すごく綺麗な歯茎にすることができます!
変化があった患者さまには、ビフォーアフターの写真を見ていただくこともあります。写真で比較することにより、ご自身でも変化がよくわかると思うので、みなさん喜んでいただけています😄✨
そこからはみなさんとても頑張っていただけるので、歯茎が安定しやすいです。
定期的にチェックをしつつ細かいお掃除をしていき、一生歯周病では歯を失わないようにしていきたいですね!
次回はまた歯周病の別のお話をしたいと思います。それではまた♪