むし歯になりやすい場所②
こんにちは!あんどう歯科クリニックです😊
前回は、虫歯になりやすい場所について、乳歯のお話をしました。今日はその続きです!
5〜6歳頃に、6歳臼歯(永久歯の6番)が生えてきます。この歯はE(前から5番目の乳歯)の奥に生えます。
これは一生使う歯になるので、とても大切です!
生え始めてからの1〜2年は、歯の表面がまだ弱く溶けやすいため、とても虫歯になりやすいです。
生えかけの場合、歯の一部を歯茎が覆っているため、そこに汚れが溜まりやすく、腫れることもあり、
歯ブラシもとても難しい場所になります。
対策としては、歯が生えてきたらすぐに シーラント といって、
歯の溝に人工の樹脂をいれてあげると、溝には虫歯が出来にくくなります。
また、フッ素塗布や歯みがきの練習も効果的です。
しかし、お子さん本人も親御さんも奥歯が生えてきてることに気づかずに、歯ブラシが奥まで出来ておらず、いつの間にか虫歯に…。ということもあります
なので、もしむし歯が無くても、こまめに歯医者に通ってもらい、
生え変わりの様子を見ていくことをオススメします!😄
定期的にお口の中をチェックし、
もし歯が生えてきたら早い段階でシーラントをしてあげること、そして歯ブラシの仕方を練習してもらうこと、フッ素を塗ること
によって、6歳臼歯を守ることができます!
そのお子さんのお口の中の状態によって検診の期間は変わってきますが、
一度診させていただいて、相談させてもらえればと思います。
また、6歳臼歯の場合、
生えかけで歯の高さが低い時はかみあわせの溝に注意ですが、
だんだん歯が生えて上がってくると、1つ手前のEと接してくるので、その部分(歯と歯の間)が虫歯になりやすくなります。
しっかりフロスを通すようにしましょう😄