むし歯になりやすい場所③
今日は、その先の、混合歯列期についてお話しますね🌼
混合歯列期とは、
生え変わりが始まり、乳歯と永久歯が混ざっている時期のことです。
今回はこの生え替わりの時の状態についてお話したいと思います。
前歯に続いて奥歯も順に生え変わっていきますが、
生え変わっている途中は、歯があったりなかったり、永久歯が生えかけだったりして、とても歯ブラシが難しいため、
鏡を見ながら全面磨くように気をつけてください😄
奥歯は溝に注意です!
生えそろってきたら歯と歯の間も汚れが溜まりやすいため、むし歯になりやすいです。なので、しっかりフロスを通してくださいね!
また永久歯が生えかけの時期には、
まだ歯の性質が弱く虫歯になりやすいので、先ほど書いたように
しっかり歯みがき、フロスをすることと、
フッ素を使うこと(フッ素入り歯磨き粉を使う、フッ化物洗口、フッ素塗布)をオススメします🌼
この時期には、虫歯以外でも色々なことが起きます。
歯並びが気になる…というお子さんや親御さんも結構いらっしゃると思います。
前歯が出ていたり、ガタガタが強かったり、前歯の噛み合わせが上下逆になっていたり、早めにCが抜けていたり…
一概には言えませんが、状態によっては早めに矯正治療をした方がいいこともありますので、
定期的に歯医者でチェックを受けてくださいね!😊
また、永久歯が生えてきてるのにまだ乳歯が抜けていない! ということも結構起こります。
通常は、下から永久歯が生えてくることで乳歯の根っこがだんだん吸収され、頭の部分がぽろっと抜ける、ということが起こりますが、
何らかの原因で永久歯が生える位置がずれてしまうと、乳歯の横などから出てくることがあります。
そうなると、場合によっては乳歯を抜く処置が必要なこともあります。
ただ、これもその時の状態によるので、一度診させてもらって相談した方がよいです!
生え変わりが進むことでお口の中はどんどん変わっていくため、お子さん自身でも永久歯がどこに生えてきているのかあんまり知らない…ということもありえます。
生えたばかりは歯の性質が弱いので、きちんと磨いてあげないといけません。
生えた歯に気づかず、その部分の歯みがきが出来ていないと、むし歯になる確率はぐっと上がってしまいます💦
お子さんだけではわかりにくいと思うので親御さんも、仕上げ磨きをしてもらって、歯を見てあげてくださいね。
また、ちょっとでもきになることがあれば歯医者さんに行ってみてください😄😄