レントゲンの被曝量って、ご存知ですか?
こんにちは!あんどう歯科クリニックです😊
以前、レントゲンについての説明をさせていただきました。
そこで、疑問点をいただいたので、追記させていただきますね。
それは被曝量について。
実は、私たちは毎日、自然界の色々なものから微量の放射線を受けています。中でも紫外線は有名ですよね。
これを自然放射線といいます。国によっても異なりますが、
私たち日本人が年間に自然放射線によって被爆する量はどれくらいかというと、
約2.1 msv(ミリシーベルト)だそうです。
ちなみに、飛行機に乗ると、地上よりも高い場所に行くので放射線も強くなるのですが、
例えば東京とアメリカ間の往復で約0.2 msv(ミリシーベルト)です。
では、歯科医院で使用するデンタル写真の放射線量はどれくらいでしょう?
実は、0.01 msvとされています。
年間の自然放射線の200分の1程度、飛行機に乗ることの20分の1なんです!
ちなみにお口の全体をうつすパノラマ写真では、0.02~0.1 msvとされています。
また、防護エプロンも着けてもらうため、放射線量をさらにカットすることができます。
かなり少ないことがおわかりいただけたでしょうか?😊
ただ、少ないといっても、被曝量はなるべく抑えたいですよね。
当院でも、歯科医師、歯科衛生士がなるべく患者さんが最小の被曝量で最大の利益を得られるように、気をつけて撮影しておりますので、
ぜひ検査への協力をお願いします。
ちなみ妊婦さんについてですが、
基本的には防護エプロンをしていますし、赤ちゃんへの影響はほぼないですが、
やはり気になるというお母さんもたくさんいらっしゃいます。
そういった場合には、相談の上、レントゲン撮影は控えさせていただいておりますので、
気になる際はスタッフにお声がけくださいね😊