親知らずについて
こんにちは!あんどう歯科クリニックです😊
今日は、親知らずについてお話したいと思います。
親知らずって、どうして親知らずっていうか知っていますか?
諸説ありますが、
親が生えてきたことを知らない歯、という意味だそうです。
親知らずが生えてくるのは、大体10代後半~20代、30代頃のことが多いのですが、
昔は平均寿命が50歳前後だったので、子どもが20代になる頃には親がもう亡くなっていることが多く、
親が生えたことを知らない歯、 ということらしいです。
親知らず、というのは通称で、
正式名称は、「第三大臼歯」といいます。
真ん中から数えて8番目にあたるため、「8番」とも言われています。
親知らずは、骨の中に深く埋まったままで生えてこない人もいますし、親知らずが元々ない人も結構います。
逆に、8番目まで綺麗にそろって生えている人もいます。
お口の中は千差万別なんですね😄
日本人は顎が小さめなので、親知らずが生えるスペースが少なく、
横向きなど変な方向に生えてしまうケースがよく起こります。
正常にまっすぐ生えていればトラブルは起きにくいですが、
変な方向に親知らずが生えていると、歯ブラシが難しいので菌が増えやすく、歯茎に炎症が起きやすいため、ズキズキしたり腫れたりすることがあります。
また、横向きに生えている場合、手前の7番目の歯の後ろとの間が虫歯になってしまうケースもよくあります。
そうやって、虫歯の原因になったり、腫れや痛みなどの症状を何度も繰り返すようなら、抜歯をオススメしています。
あまり問題のない生え方をしていれば、抜歯にかかる時間も少ないため、痛みも出にくいですが、
変な方向に生えている場合は、切開をしたり歯を分割したり、場合によっては周りの骨も削る必要も出てくるので、抜歯のあとの痛みや腫れは出やすくなります。
おそらく世間的にはそのイメージが強くて、
「親知らずを抜くとすごく腫れるんですよね?」
「友人がこの間抜いてたんですが、すごく痛いって聞きました~」
と言われる患者さんも結構いらっしゃいます。
ただ実際にはそれぞれのお口の中の状態によって、全然違ってくるので、
私の親知らずってどうなってるのかな? と気になっているようであれば、
一度レントゲン撮影をして、親知らずの位置を確認してもらうことをオススメします😄
それではまた♪