歯周外科について
こんにちは!あんどう歯科クリニックです😊
今日は、医院で歯周外科手術がありました。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんので、ちょっとご説明しますね!
歯周病の治療には段階があります。
まず最初に歯茎の深さや出血部位を確認した上で、
普段からしっかり磨いて、歯茎に炎症を起こす原因の菌を減らすために、歯ブラシ指導から始まります。
その後、スケーリングといって、歯石などの細かいお掃除をしていきます。
これで、歯茎よりも上の部分の汚れは大体とれてくるので、ぱっと見た感じではかなり綺麗になります!
その後、もう一度歯茎の状態の確認をします。
患者さんが普段から歯みがきを頑張ってくれていると、
この時点でも、歯茎の状態はかなり改善されてることが多いです😄
しかし、歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)が深い場合は、その中にたくさんの菌が住み着いてしまうため、スケーリングだけでは全てはとりきれません。歯茎の腫れも、残りやすいです。
その場合には、SRPといって歯周ポケットの中の方にも器具を入れて、隠れている汚れや歯石を除去していきます。
それにより歯の根っこの表面がつるつるになると、菌も付着しにくくなり、
歯周病が改善しやすくなるのです😊
ここで、もう一度、歯茎の状態の再評価を行います。
歯周ポケットの値が良くなっていれば、その後は被せ物をしたり、歯茎のメンテナンスへ移っていきます。
しかし、やはり深いポケットがある場合、
麻酔をして切開をし、外科的に歯茎の中のお掃除をしていくこともあります。
それを、歯周外科といいます。
麻酔をし歯茎を開いて、普段歯茎の中に隠れていて、見えなかった部分を目視できる状態にしてから、
歯石や汚れ、菌が入り込んだ歯肉自体を除去していきます。
歯周病が進行している歯でも、この方法でしっかり汚れを除去することにより、長期的に残せる可能性が上がるので、
ポケットが深い患者さんに対してはお話をさせていただくことがあります。
ただし、これは、
ドクターの方からしっかり説明をさせていただき、患者さんの同意が得られた場合にのみ行います。
ご相談後、やはり外科手術は怖くて…ということであれば、無理には行いませんので、安心してくださいね。
その場合は、メンテナンスで様子をみていくことになります。
患者さんの状態によっても変わってきますので、
今、私の歯茎ってどういう状態かな?歯周病は大丈夫かな?
という方は、良かったら健診に来て下さいね😄
詳しく検査をして、状態をお伝えします。
今日は、歯周外科についてでした!
それではまた♪