泣いて嫌がる歯磨きタイムはどう乗り切る?
毎日のお子さまの歯磨きに苦労されているお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか?
毎日、歯磨きしているけど、このやり方であっているのかな?歯磨きを嫌がるから、どうしたらいいんだろう。と悩まれて来院される方は多くいらっしゃいます。
2歳半~3歳までは泣かずに歯磨きは難しい
泣いて嫌がる子も多い歯ブラシの時間。
2歳半~3歳までは発達の段階で、泣かずに歯ブラシするのは難しいです。
6か月の子に走れと言っても難しいですが、月齢が高くなれば出来るようになります。
歯ブラシも発達の過程で必ず出来るようになる時期が来ます。
根気強く付き合ってあげることが大切です。
歯磨きをするときのポイント
- 歯磨きはしっかり磨けていれば、基本的に夜1回、寝る前だけでOK
- 歯が萌出(生えた)した時からガーゼではなく、歯ブラシを使う
- 羽交い絞めにして、1歯につき10回以上磨く
- 左手で口唇を排除しながら磨く
- 歯肉ギリギリに毛先を当てて、スクロールを小さめにする(歯ブラシが歯以外の粘膜などになるべく当たらないようにする)
- 特例を作らず、毎日同じ順番で磨く(暴れたから、早く終わらせるなどはなし)
- 小学校低学年くらいまでは仕上げ磨きする。
上記のポイントで、歯磨きをしてみてください。
一番大切なのは、特例を作らないこと!
歯磨きの仕方も大切ですが、歯磨きをすることを習慣づけることで、自分で磨くようになっても、さぼることなく磨くことが出来、虫歯予防にもなります。
当院では、そんなお子様の歯磨きの自立をサポートしています。
また、お家で完璧に歯磨きすることは難しいと思います。
月に1回、リセットする意味でも、かかりつけの歯医者さんでお掃除をしてもらいましょう。
当院では、月に1回のペースで通院していただくことを推奨しています。
お子さまは乳歯から永久歯の生え変わりの時期にいます。
乳歯が生えてくる時期、生え変わりの時期だからこそ出来ることが多くあります。
(小さいときから歯医者さんで適切な指導をした結果、矯正せずに歯並びが改善した例もあります)
100年使う歯を小さいときからしっかり守っていきましょう!!!