幼児期の食事の取り方は歯並びに影響する!?|名古屋市東区の歯医者 あんどう歯科クリニック

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幼児期の食事の取り方は歯並びに影響する!?

こんにちは、あんどう歯科クリニックです😊

 

以前、乳歯が生えそろうまで(0~2歳代頃)の離乳食や幼児食ついてお話をさせてもらっていますが、

今日は乳歯が生えそろってからのお話をしますね。

 

 

乳歯が全て生えそろった3〜5歳頃

よく噛む習慣を身につける時期です。

大人とほとんど同じものが食べられるようになりますが、噛む力はまだ大人の1/3程度です。

 

この時期の注意点としては、

前歯で噛み切ったり、奥歯ですりつぶしたりする必要のある食べ物も与えましょう!

調理の際に、食材を小さく切りすぎてしまうとお口の機能が発達しません。

 

また、口唇を閉じて、左右の奥歯でしっかりと噛んで食べる習慣を身につけましょう!

これがとても大切です。

 

この時期に 正しい姿勢で正しい食べ方をしていると、

唇、ほっぺた、舌などの力のバランスが良くなり、自然と顎が広がって、歯並びが整いやすくなります。

 

逆に、

姿勢が悪い、ちゃんと奥歯で噛めず前歯で食べている、ほとんど噛まずに丸呑みしている、口を開けたまま噛んでいる、飲み込むときに舌が前に出てくる、

などの状態であれば、歯並びに問題が出やすいです。

幼児期の食事の取り方はとても大切なんですよ。

 

もし、この上の項目を見て、

「あれっうちの子もそうかも…?」

と思われたら、ドクターに聞いてみてくださいね。

 

 

 

噛むことはとても大切

噛む能力は生まれつきではなく、練習することにより身につくものです。

もし、噛み砕いたり、すり潰したりする必要のない食べ物ばかりを食べていると、

口の周りの筋肉をあまり使わなくなり、お口の機能が育ちにくくなります。

 

ちなみに、噛むことによって、

・唾液の分泌を促進させる

・運動能力や体のバランスが向上する

・脳が活性化する

・満腹中枢をコントロールし、肥満防止になる

・噛むことによって、首や顎などの筋肉を強め、姿勢を良くする

・口や顎の正常な発育を促進する

などの効能があるんですよ!

 

またよく噛むことで唾液がたくさん出ますが、この唾液には色んな機能があります。

 

少しご紹介すると、

・食べる時に飲み込みやすくする作用

・消化を助ける作用

・口腔内に残った食べかすを洗い流す作用

・粘膜を保護する作用

・乾燥を防ぐ作用

・虫歯を予防する作用

など、たくさんの機能があるんですよ。

唾液は私たちにとって、とても強い味方なんですね。しっかり噛んで、唾液もたくさん出すようにしましょう!

 

 

 

ちゃんと噛めてるかな??確認ポイント!

 

・きちんと唇を閉じて噛んでいるか?

・奥歯のあたりのほっぺたが膨らんで動いているか?

・噛んでいる方の口角がくぼんでいるか?

・前歯だけで噛んでいないか?

・奥の方で何回も噛んでいるか?

 

これらがとても大切です!

 

 

もしあまり噛まずに飲み込んでいる場合には、

・食材を小さく切りすぎてないか?

・柔らかくしすぎてないか?

・繊維性の強い食材を与えてないか?

を確認してみてくださいね。

 

 

MFTという方法も

あんどう歯科クリニックでは、幼児〜小学生のお子さんのうち、歯並びに問題が出そうな子、出てきている子に対して、少しでも改善できるように、口腔筋機能療法(MFT)というものを行っています。

また気になる方はスタッフへお声かけくださいね。