口臭について
こんにちは!あんどう歯科クリニックです😄
皆さんは、口臭って気になったことはありますか?
「口臭に自信があるか?」という質問に対して、
日本人の場合は60パーセントの人が「自信がない」と答えるそうです。
多くの人が
口臭がある、 もしくは あるかもしれない、と感じているということですね。
普段、誰かとお話していて、「口臭があったら嫌だな‥」と思われる方も多いと思います。
では、口臭って、どうしたらなくせるんでしょうか??
今日は、そのお話をさせていただきますね😃
まず、口臭の主な原因は、VSC(揮発性硫黄化合物)と言われる、
硫化水素や、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなどからなります。
これらは、舌に付着している汚れや唾液中のたんぱく質、食べかす、歯垢が口腔内の細菌によって分解されて生じます。
次に、口臭の種類は主に3つに分かれます。
① 生理的口臭
程度の差はありますが、誰にでも生じる口臭です。
口腔内の細菌が口臭の成分を作り出します。
唾液分泌が減少すると、自浄作用も低下してしまうため、
起床時、空腹時、緊張時など、唾液分泌が抑制される時に口臭は強くなりやすいです。
また、加齢によって唾液分泌量は低下していくので、汚れはつきやすくなり、口臭も生じやすくなります。
② 病的口臭
治療の必要な疾患が原因の口臭です。
口腔内由来であれば、歯周病や虫歯、入れ歯、合わない被せ物・詰め物、口呼吸など
全身由来であれば、胃腸や糖尿病などの内科的疾患や呼吸器疾患によるものなど
が原因で生じる口臭です。
なくすためには、疾患に対処する必要があります。
③ 外因的口臭
臭いの強い食品によるもの(ニンニクやネギなど)、喫煙やアルコールなどが原因の一時的な口臭です。
服用薬が原因のこともあります。
他にもありますが、主な種類はこの3つです。
それでは、次は口臭予防の方法についてお話しますね!
先ほども書いたように、
口臭の多くは、お口の中の汚れが原因なので、まずは清掃が大事になってきます!
歯の表面だけでなく、歯間部や、歯と歯茎との隙間の溝(歯肉溝)の汚れもしっかり落としましょう!
舌の表面に汚れが溜まっていると口臭の原因になりやすいので、そこも舌ブラシなどを用いてお掃除しましょう。
次に、
もし合わない被せ物や詰め物があったり、虫歯、歯周病がある場合は治療を行いましょう。
特に歯周病は臭いの原因になりやすいです!
歯周ポケットが深いと、そこに住み着いた細菌が、硫化水素やメチルメルカプタンなどを産生するので、口臭のもととなります。
また、洗口剤や清涼剤などを使うのも、一時的ですが効果はあります。
ですが、やはり大事なのは日頃からのお掃除と、原因の部位の治療です。
お家でのセルフケアだけでは、汚れは取りきれないため、歯科医院で行うプロフェッショナルケアをお勧めします。
これらを行うことによって、口臭は改善できることが多いので、もし気になる方は試してみてくださいね😊
もし何か、聞きたいことがあったり心配なことがあれば、
スタッフへお気軽に相談してみてくださいね。